1990-06-22 第118回国会 衆議院 決算委員会 第7号
○長谷川国務大臣 御指摘のとおり死刑制度を廃止している諸国もありますが、死刑制度の存廃については世界各国の態度も大きく分かれているところであります。我が国の刑事行政の責任を負う法務大臣といたしましては、国家、社会における正義の維持を基本とし、国民の世論の動向等の要素を総合的に勘案して、慎重に判断をすべきものと考えております。私の見るところ、国民の大多数は、現在なお凶悪な犯罪を犯した者に死刑を科することは
○長谷川国務大臣 御指摘のとおり死刑制度を廃止している諸国もありますが、死刑制度の存廃については世界各国の態度も大きく分かれているところであります。我が国の刑事行政の責任を負う法務大臣といたしましては、国家、社会における正義の維持を基本とし、国民の世論の動向等の要素を総合的に勘案して、慎重に判断をすべきものと考えております。私の見るところ、国民の大多数は、現在なお凶悪な犯罪を犯した者に死刑を科することは
○長谷川国務大臣 今委員からお話ございましたようにいろいろの問題が出ておりますので、証券界の健全なる発展と育成のためにいろいろ御発言の意も体して真剣な対応をやらせていただきたい、このように考えております。
○長谷川国務大臣 今の事件につきましては、今捜査の真っ最中でございまして、検察は厳正公平、不偏不党の立場でその職責を果たしておると深く信頼をいたしております。 今委員からお話がございました報道の自由、あるいはその他いろいろ御意見もございましたが、まだ捜査段階でございますので、私ども、刑事局長も含めまして、その事件の内容あるいは推移、見通し等についていろいろ申し上げるということは、さっきの刑事局長のお
○国務大臣(長谷川信君) 今ほど山田先生から御理解あるいろいろお話を承りまして大変感謝をいたしております。 いつも申し上げておりますとおり、今回御提案申し上げたのが私ども完璧なものだとは思っておりません。なぜそうかと申しますと、前にもるる申し上げましたように、何しろ会社と称するものが百六十万件もある。そのほかにも底辺にはもっと、またその下の層もたくさんあるわけでございます。それらの最大公約数をどこに
○国務大臣(長谷川信君) 今先生の御意見を拝聴しながら、もし私が今ここでそういう立場になったら尊厳死の申請をするか、あるいは一秒でも二秒でも長くもたしてくれと言うか考えておったんですよ。どうもまだはっきり結論が出ておりません、私自身体の中で。非常に難しい問題ではあるが、これはやっぱりいずれ解決しなければならない問題だと思いますので、関係方面、専門家の意見をこれから聴取しまして、法務省としても統一見解
○国務大臣(長谷川信君) 今委員いろいろ御発言がございました意を体しまして、十分ひとつ勉強させていただいて、検討いたしたいと思います。
○長谷川国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたように、法務省の人権擁護機関としては、関係者においてできる限り円満に解決されるよう願っておるところであります。なお、今係争中でございますので、法務大臣がこっちがいいとかこっちが悪いとかコメントすることは正式にはできないことに相なっておりますので、その点は御了承いただきたいと思います。しかし、人権問題は十分また考えなければいけないということも含めてであります
○長谷川国務大臣 委員お話しのとおり、人権は法務省の最も大事な仕事でございます。昨年の二月に訴訟が提起をされていることは承知をいたしておりますが、法務省の人権擁護機関としては、関係者においてできるだけ円満に解決されるよう願っているところであります。 なおまた、今後とも委員の御意見も十分体していろいろ検討、研究をいたします。
○長谷川国務大臣 ただいま委員のお話をいろいろ承りまして、本当に頭の下がる思いであります。 御案内のとおり、アイヌの皆さんに対しても基本的人権が尊重されるべきは当然のことでありますし、人権擁護機関として今後ともアイヌの人々に対する差別を生む土壌を改めるための啓発活動を積極的に推進してまいる所存であります。 なお、前にも申し上げましたとおり、人権が法務省の金看板でありますので、御期待に沿うよう最大
○国務大臣(長谷川信君) 今御指名でございますのでなんでございますが、今中小企業、零細企業で飯を食っている人がじいちゃん、ばあちゃん、それからせがれさん、娘さん入れますと二千万人を超えていると言われております。この二千万人の人が本当に景気のよさを実感としてまた実際感じないと、日本全体の幾らある部分だけ景気が燃えても全体は私はよくならぬと思うんですよ。今中小零細企業の人たちがおかげさまで非常に景気がよろしゅうございますと
○国務大臣(長谷川信君) いろいろ拝聴いたしておりましたが、何といっても冒頭申し上げましたように完璧なものではないが、しかし今のまま、このままではいけませんし、やはり改善、改良をやっていかなければならないということでございますので、とにかくこの法案をひとつ通していただいて、通していただけば大蔵省あるいはその他の便宜取り計らいにつきましては、法務省も含めまして全面的に御期待に沿うように頑張ります。
○国務大臣(長谷川信君) 今ほど委員のお話を拝聴いたしておったのでございますが、私どもも今提案を申し上げているこの案が完全無欠のものであるというふうなことは考えておりません。残念ながら御指摘のようにいろいろな点があるわけでございます。 ただ、若干御理解をいただかなければならないのは、先ほどからもお話がありますように、今百三十万件くらい中小零細企業の会社と称するのがある。そのまた底辺にもっと三倍、五倍
○長谷川国務大臣 委員お尋ねの問題につきましては、現在岐阜地検において警察からの送致事件や告発事件につき鋭意捜査を行っておるところであります。なおその捜査を見守っていきたいと考えておりますが、検察といたしましては、警察と連携しつつ引き続き捜査を行い、法と証拠に照らし適切な処理を行うものと確信をいたしております。 なお、担当局長が来ておりますので、詳細答弁させます。
○長谷川国務大臣 お答えを申し上げます。 検察は従来から、いかなる事件であれ、常に厳正公平、不偏不党の立場でその職責を果たしてきており、私どもは信頼しているところであります。 今回、国際航業事件について、現在東京地検において、同社の株式にかかわる脱税事件の解明のため鋭意捜査を行っているところであると承知をいたしております。 私としては、検察のこの捜査を見守っていきたいと考えておりますが、他に刑罰法令
○国務大臣(長谷川信君) 今矢原委員からお話ございましたように、我が国といたしましてもまさに恥ずかしい事件でありまして、再びこのようなことが起こらないように法務省としても可能な限り厳重な対処をいたしたいと考えております。
○国務大臣(長谷川信君) ただいまのお尋ねにお答え申し上げます。 日米構造協議の中間報告において企業の財務内容の開示の強化が指摘をされており、この点につきまして証券取引法とも関連するところでありますが、商法においてどの程度対応することができるか真剣に検討いたしてまいりたいと思っております。 なお、私どもとしてはこの線で真剣に検討いたしていくつもりであります。 以上であります。
○国務大臣(長谷川信君) 最初に、商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、我が国の株式会社及び有限会社の大多数を占める小規模かつ閉鎖的な会社に対する商法等の規制が形骸化している実情等にかんがみ、このような会社にも適合する法制度を整備するとともに、会社債権者の保護のために必要な措置を講ずるほか、会社の資金調達の方法を合理化する等のため、商法、有限会社法及
○長谷川国務大臣 今提案をさせていただいておりますので、これはいろいろまた御協力、御指導いただかなければなりませんが、これから時間がたつに従って、今委員おっしゃるような三年、五年、七年たったらまたいろいろな変化が起きることもこれまた当然であり、それがまたそうあってしかるべきだと思いますので、将来の展望については十分また勉強させていただきたいというように考えております。
○長谷川国務大臣 今委員のお説のとおり、まず国際化しておりますし、非常にあれが広くなっておりますので、そういう点も考慮に入れなければなりませんが、しかしやはり最大公約数ということになりますと、そういう理想的な物の考え方も若干制約されることもあるわけでございますので、また将来の展望に立ってはいろいろ勉強さしていただいて、なお善処いたしたいというふうに考えております。
○長谷川国務大臣 お答えをさしていただきます。 今委員からいろいろ御意見も含めてお話を承ったのでございますが、今回の改正したものが完全無欠のものであるということは申しかねますが、次善の策として、何しろいろいろの方、各種団体、各種各層と相談したのでございますが、関係があると思われる方が二百万人もいらっしゃる、それからその他いろいろ各種団体もございますので、 それらの大方の皆様の御意見を聞きますと、どうしてもやはりその
○国務大臣(長谷川信君) おおよそ選挙において、選挙民の総意が正しく反映されるよう、月払かつ公正に行われることが必要不可欠であることは言うまでもないところであります。選挙の自由と公正を害する買収等の悪質大事犯については徹底した捜査を行うとともに厳正な処理を行うのは当然であると考えております。検察といたしましても、これまでもこのような考え方で選挙違反事犯の捜査処理に当たってきたところでございますが、今後
○国務大臣(長谷川信君) 委員いろいろお話しのとおりでございますが、何しろただいまの状況は、とにかく日本に行って働けば、ちょうど黄金のジパングの国に着いたように、もう幾らでも金がとれるんだという、実際また一年か二年働いていると四百坪ぐらいの土地に別荘がついている家を買えるという、僕は行って現場を見たわけじゃありませんが、そういう夢みたいな話も喧伝をされているくらいでありますので、この種の二世、三世の
○国務大臣(長谷川信君) ただいま拝見いたしていたところでございますが、今、状況から申し上げますと、日本に行って半年も働いたらもう国に帰ったら大金持ちになれるというふうな、実際はどうかわかりませんが、そう考えておる外国人の諸君が相当いる。だからもう泳いでもいいから日本にたどり着きたいと。こんなに日本の国が高く評価されたということは歴史上余りそうないかもわかりません。 しかし、やっぱり来ている方が本当
○国務大臣(長谷川信君) 今委員お話しのとおり総計で約十万から十一、二万いるというのが一応の推定でございますが、今回帰ったのは今股野局長が説明したとおり二、三万程度だということで、まだ大方の者は残留をいたしているわけであります。 そういう中で部内で今後の問題についていろいろ検討いたしているわけでございますが、改正入管法の運用に当たりましては、附帯決議の趣旨を十分尊重してまいる所存であります。 なお
○長谷川国務大臣 今委員からお話しの、どういう心構えであったかということでございますが、さっきも御答弁申し上げましたように、我が国における経済活動の主体というべき株式会社及び有限会社の大多数が小規模で閉鎖的な会社である事情にかんがみ、このような会社にも適合するように法制度を整備合理化するとともに、債権者保護のため必要な措置を講ずるなどして、我が国における株式会社、有限会社の充実強化を図ることとしたものであります
○長谷川国務大臣 現商法、何年ぐらい前だったかちょっと正確に記憶がありませんが、かなり古い状況でございまして、百万円も出すと株式会社が三つも四つもできるというような感じがしないわけでもありません。したがいまして、現実と若干遊離をしているような点も考えられますので、改正の時期としては時期が来ているのではないかというような感じもいたしておるわけであります。 なお、不利益がいかないような減税等につきましても
○長谷川国務大臣 お答えを申し上げます。 今回の立法に当たりましては、法制審議会において慎重に審議をし、また広く関係各界から意見を聴取をしてその意向を酌んでおり、十分な根拠があるものと考えております。
○国務大臣(長谷川信君) 今、委員のお話の指紋押捺の問題でございますが、これはまだもちろん決定いたしておりません。部内関係者の中の打ち合わせもまだ結論は出ておりません。これから十分またいろいろ、今政府委員が話したようにあらゆる角度から検討して、あるいは歴史的な経緯その他いろいろ踏まえて方向づけをしたいということでございまして、今まだ決定したという段階でございませんので、若干時間をひとつちょうだいいたしたいと
○国務大臣(長谷川信君) 今、下稲葉委員からお話がございましたように、二十五日の日に李種南法相と私となお関係者を含めて会談をやったわけであります。 結論から申し上げますと、非常に友好裏にまた親善的に行われたわけでございまして、いろんな報道がなされておるようでありますが、基本的には極めて親善のうちに終始しておったということであります。なお、大ざっぱに申し上げ、後でまた若干政府委員からも御答弁をいたさせますが
○国務大臣(長谷川信君) 今千葉委員からお話ございまして、大変いろいろ御注意もいただきまして恐縮いたしております。 きょう実は今から二時間ばかりちょっと前に、きょうから入管法の改正が施行されますので記者会見をやりました。今御説明がありましたようないろいろなことで御注意もいただいており、おしかりもいただいておりますし、私のところにも直接電話でもって、もっとしっかりやれよというお電話も二、三来ております
○長谷川国務大臣 今委員お話しのとおり、今回の日韓関係の一連の、大統領を初めとしたそれぞれの御努力が非常に成果を生んで、立派な終結を見たということを私ども考えておるわけでありまして、韓国大統領にも、この席をおかりいたしまして、本当に敬意を表する次第であります。 ただ、この問題で、天皇陛下の御発言についてどれだけ法務省の権限があるかないかということでございますが、これは、私も法律の素人でございますし
○長谷川国務大臣 内容が刑事事件の内容にわたっておりますので、法務省の刑事局長来ておりますので、まず刑事局長から御説明させていただきます。
○国務大臣(長谷川信君) それは、まあいろいろ言い方はございますが……。 それと、要するに技能を持って正式に入っている方が七万から七万三千くらい、これは日本から見ますと十七、八万くらいになるので大変な数字ではございますが、ヨーロッパ先進国から見ると必ずしも比率は多い方ではございません。 そういう中で、今この問題の対応を迫られておるわけでございますが、これは不法である以上、やっぱり滞在というのは合法的
○国務大臣(長谷川信君) お答え申し上げます。 今委員御案内のとおりに、外国から不法に入っている方が十万から十二、三万くらいいると称せられております。そしてまた……
○長谷川国務大臣 私もそれほど詳しくはないのでございますが、ただ、自分で中小企業をやっております。したがって、若干いろいろそういう面からはわかるつもりでおりますが、改正前と今と 比べますと、この改正案が完全無欠の立派なものだというほどの評価はできないにしても、前からのものに比べればかなり長足の進歩の跡が見られる。まあしかし、いろいろページをめくってみれば、若干疑問の点もなきにしもあらずでございますが
○長谷川国務大臣 税調の問題でございますが、私の方からも関係の諸君によくお伝えを申し上げておきます。 なお、私も中小企業、零細企業をやっておる一人でございまして、今回の商法、いろいろ自分なりに読んでみますと、完全無欠とは申し上げませんが、かなり進歩したものであるということは何となくわかるような気もいたすわけでございます。 なお、いろいろ御要望等の点につきましては、先ほど大蔵省と法務省との関係その
○長谷川国務大臣 いろいろ委員からお話を承りまして、大変勉強になったと思います。 現在、我が国の経済取引は国際的な広がりを持つに至っており、その主体は主として株式会社を中心とする会社である。このため、我が国の会社制度が世界各国から信頼を受けることが重要であり、今後もこのような観点から、諸外国における立法例も参考にしつつ、会社制度の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(長谷川信君) 今いろいろ御指摘がございました点、必ずしもなきにしもあらずだと私も思っております。したがいまして、要するに国の玄関、入り口でございますので、外国人に与える印象等々もいろいろ十分考慮しなきゃなりませんので、今後とも、幸いにしましてこの予算をいただいてかなり改善ができる見通しがついておりますので、若干ひとつ時間をかしていただきたいというふうに考えております。 詳細については、
○国務大臣(長谷川信君) 詳細についてはまだよく熟知いたしておりませんが、今委員のおっしゃいましたことがもし事実であるとすれば、これは若干行き過ぎの感がなきにしもあらずであります。そういうことでございますが、しかし、この間私一回視察に行ったんですよ、入管の現場に。そうしましたら、座る場所がないというのはわかるけれども、立っている場所もないくらいですね。それで数百人の人がごった返しておりまして、ああいうところでいろいろ
○国務大臣(長谷川信君) お答えを申し上げます。 今、単純労働者の問題ということでございますが、数で正確なところは把握しておりませんが、大体十万から十万二、三千くらい入っておることは間違いないようであります。なぜそんなに入ったかと申しますと、これは委員御案内のとおり、東南アジアでもアジア諸国でも、もう泳いでも日本に到着して、働いて金をためて、そして帰ろうという若い諸君がまさに、何といいますか、果てしないくらい
○国務大臣(長谷川信君) 非常に難しい問題でございますが、今十万人を超える人を、御指摘のとおり十万人を全部検挙して監獄へ入れてもどうも部屋が相当足りないんでしょうね。だから、規則は規則で結構ですが、現実的に日本はもっと単純労働者を入れてくれという意見もある。そしてまたそういう希望もある。また働きたいという人が海外には恐らくもう何百万人もいると思うんですよ。だから、そういう面で日本の産業、経済あるいは
○国務大臣(長谷川信君) 本法における留学の定義でございますが、「大学若しくはこれに準ずる機関、専修学校の専門課程、外国において十二年の学校教育を修了した者に対して本邦の大学に入学するための教育を行う機関又は高等専門学校において教育を受ける活動」、これが留学であります。 なお、研修は、「本邦の公私の機関により受け入れられて行う技術、技能又は知識の修得をする活動」、これが研修であります。 以上であります
○国務大臣(長谷川信君) 入管法の、何しろ現場を私見てきましたが、まさにパニック状態なんです。立っている場所もないくらい込んでおって、そういう状況の中でございますので改正法案を御提出申し上げたわけでございますが、何しろ有史以来のことでございますので、改正したら全部がうまくいくというか、そういうことも見通しもいまだ、何というかいろいろまだ問題も残っているわけでございますが、最善の形でいろいろ検討をいたして
○長谷川国務大臣 最初に、商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、我が国の株式会社及び有限会社の大多数を占める小規模かつ閉鎖的な会社に対す る商法等の規制が形骸化している実情等にかんがみ、このような会社にも適合する法制度を整備するとともに、会社債権者の保護のために必要な措置を講ずるほか、会社の資金調達の方法を合理化する等のため、商法、有限会社法及び社債発行限度暫定措置法
○国務大臣(長谷川信君) 今委員のお話のように、研修生云々の御意見でございますが、私も非常に適切な御意見でありまた御主張だと思うのでございますが、いろいろまた規則その他に盛ってございますので、その点について局長からちょっと説明させます。
○国務大臣(長谷川信君) 今回の入管法の改正では、出入国管理行政の一層の透明性及び公平性を確保するために上陸許可にかかわる基準省令を公布し基準の明確化を図ったところであるが、かかる考え方は今後とも維持する所存であります。
○国務大臣(長谷川信君) 櫻井先生の御質問にお答えいたします。 今先生お話しのとおりに、単純労務者と申し上げますか、いわば不法に入っている方が十万人を超えております。それが国内のいろいろ議論を呼んでいるところでございますが、何はともあれ不法にどんどんどんどん入ってこられては困るじゃないかという議論もありますし、また今委員からもお話がございましたように、これだけ国際化の時代だからある程度の者はこれは
○国務大臣(長谷川信君) 局長にかわりまして。 法務省として今すぐきょうただいまどうこうといって答弁ということでなくて、これは前向きで十分ひとつ御期待に沿うように検討いたします。
○国務大臣(長谷川信君) 法務省でお答えする前に私から申し上げたいと思いますが、今も委員からいろいろお話がございましたが、政治の基本はやっぱりおくれておるところを引き上げること、そして日の当たらないところに日を当てるということ、これがやっぱり政治の基本であり先決でなければならない。先ほどから委員のお話を聞いておりまして全く感銘を深めておるわけであります。そういうことでございますので、法務省――人権局